栄養足りてる?牛乳だけじゃない身長をアップさせる栄養素

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こんなにある!身長を伸ばすために必要な栄養素・ビタミン

身長を伸ばすために必要な栄養素・ビタミンは何でしょうか。

子供が身長を伸ばすための一番の要素は、食物です。 食物から得られる栄養素・ビタミンにより成長が抑制されます。 子供が成長期の間に身長を伸ばすために必要な栄養素には、 次のものがあります。

①カルシウム

カルシウムは、骨を強くするはたらきがあります。

カルシウムを多く含む食品

  • 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
  • 海産物(小魚、干しエビ、わかめ、うなぎなど)
  • 野菜(小松菜、切干大根、大根菜、野沢菜、チンゲン菜など)
  • その他(豆腐、油揚げ、納豆、ごまなど)
②タンパク質

人体を成長させるための重要な栄養素のひとつです。

タンパク質を多く含む食品

  • 肉類(牛肉、豚肉、鶏肉など)
  • 魚貝類(魚、エビ、貝など)
  • その他(納豆、豆腐、卵など)
③マグネシウム

体のバランスを整え新陳代謝を促すと最近注目されている栄養素です。

カルシウムとバランスよくとることで、働きが活発になります。

骨の強度や弾力性を調整したりする働きも行うようです。

マグネシウムを多く含む食品

  • ナッツ類(アーモンド、落花生、インゲン豆など)
  • その他(牡蠣(かき)、ほうれん草、カツオなど)
④亜鉛

骨の成長に大きく働いているとされています。

亜鉛を多く含む食品

  • 牡蠣(かき)
  • 納豆
  • ホタテ
  • 豚レバーなど

一方、身長を伸ばすために必要なビタミンには、次のものがあります。

①ビタミンD

小腸内でカルシウムやリンの吸収をよくし、骨や歯への沈着を助ける作用が あります。

また、血中カルシウムの濃度を一定に保つ作用もあります。

ビタミンDを多く含む食品

  • きくらげ、干しシイタケ など

に多く含まれています。

②ビタミンK

骨を構築していく際に、カルシウムを結びつける作用(石灰化)を促進します。

また、骨からカルシウムが出ていくのを防ぐ作用もあります。

ビタミンKを多く含む食品

  • 納豆
  • 青菜(パセリ、しそ、ほうれん草など)
③ビタミンC

タンパク質を生成する際に必要な成分です。

硬くしっかりした骨を作る際に必要な鉄分を血液で循環させる時に、鉄分の吸収力を 高める作用もあります。

ビタミンCを多く含む食品

  • ピーマン、パセリなどの野菜類
  • レモン、ゆず、アセロラなどの果実類

(研究結果)「新潟県の学童の身長はなぜ高いか」について

研究結果では、新潟県などの北陸東北地方の県の学童の平均身長が高いという結果 があります。

なぜなのでしょうか。

平成8年から平成26年度までの統計によると、北陸、東北地方の県の学童の平均身長 が全国的に高い結果がでています。

2008年度では、新潟県が日本一となっています。

また、いつも高ランクに位置しています。

なぜ、北陸、東北地方で平均身長が高い結果が多いのでしょうか。

一つは、それらの地方の人は、体力的に優れているということが挙げられます。

雪道を歩いたり、雪かきをするなど強い体力を要求されることが多いからかもしれません。

また、それらの地方の人は、早寝・早起きで朝ご飯を欠かさず食べる習慣が多いそうです。

そのような生活習慣が成長ホルモンの増量に繋がっているのかもしれません。

ベルクマンの法則というものがあります。 ドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマンが1847年に発表したものです。

「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、 近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」というものです。

人間のような恒温動物は、寒冷な地域では体温を維持するために、体重当たりの体表面積を 小さくしようとするので、細い体となり体長(身長)が高くなります。

逆に温暖地域では、体から熱を発散させるために、体重当たりの体表面積を大きくしよう とするので、太い体となり体長(身長)が低くなります。

ベルクマンの法則で、寒冷地方には体重の大きい人が多く生息するということなので 細く背の高い人が多くなる結果となったのかと思われます。

新潟県の特徴

新潟県の特徴による身長との関係は?

新潟県はスポーツが盛んで、ジャイアント馬場やバレーの川合俊一など高身長の出身者 が多くいます。 新潟県人はコツコツ勤勉で仕事熱心と言われています。

一方、酒好きなのは日本一で、テレビゲーム購入額は全国2位、文房具購入額も2位と 運動を盛んにしているから背が高いというだけの理由では無いようです。

新潟県の生産物は米を始めとして、西洋なしの「ル レクチエ」、いちごの「越後姫」、 「にいがた和牛」等の農畜産物や「佐渡寒ブリ」などの水産物があります。

また、枝豆の消費は日本一で、豆類が好きな県と言われており、このようにコメや野菜、 牛肉や魚貝類など自県で生産している食物が多いのも背が高い要因に繋がっているのかもしれません。

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現役美容看護師【美容看護師×転職エージェント×YouTube】:「看護師 の働く場所は病棟だけじゃない」がモットー。
日々、美容看護師の情報から美容医療、美容に関する情報を発信しています。

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