美容看護師とは 病棟看護師との違いについて

美容クリニック

こんにちは、aoiです。

最近、美容クリニックの広告をよく見るけどどんな事をする看護師なの?

興味はあるけど漠然としたイメージしかない

 

そんな疑問に今回はお答えしていきたいと思います。

本記事の内容
・美容看護師とは何なのか
・美容看護師の種類はなにがあるのか
・病棟看護師との違い

この記事を書いている私は、美容看護師歴4年ほどの現役美容看護師です。
何回か転職を繰り返し、美容皮膚科、美容外科、脱毛専門看護師を経験しました。

こう言った経歴の私が「美容看護師とはどんな看護師なのか」について解説していきます。

 

美容看護師とは何なのか

「美容看護師」とは、一言で説明すると「美容クリニックで働く看護師」のことです。
最近ではTVCMをはじめ、電車の中やSNSでも美容クリニックの広告を目にするようになりましたが
そのようなクリニックで働く看護師の総称が美容看護師、または美容ナースです。

ですが、美容看護師といっても「美容外科」、「美容皮膚科」などと分類され、仕事内容も異なってきます。
また最近では「脱毛専門看護師」や「アートメイク看護師」など、さらに専門性の高い分野も登場してきました。

どの分野にも共通している目的としては「美の追求」です。
私たち美容看護師は、美容医療を通じ、お客様の今ある悩みを解決し、より美しく、綺麗になるためのお手伝いをしていきます。

「美容医療とは医療機関で医師が行う、脱毛・脂肪吸引・しみ取り・二重まぶた手術・審美歯科などの美容を目的とした医療サービス。」

引用デジタル大辞泉(小学館)

美容看護師の種類

前項でもお話したように、美容看護師にはいくつか種類があります。
病棟看護師が外科、内科、消化器内科、脳外科、と分かれるように、美容看護師もそれぞれ専門性の高い分野に分かれます。

美容外科

美容外科は、二重や豊胸、脂肪吸引など麻酔やメスを使用し外科的な手術を行う領域です。
そのため美容外科で働く看護師は主に手術の介助、術前、術後の管理などを行います。

手術の内容によっては医師1人、看護師1人の計2名で手術に臨むこともあり、医師との連携や緊急時への適切な対応力などが求められます。

また、手術を前に精神的に不安定になってしまうお客様もいるため、コミュニケーション能力もとても大切です。

 

私のいたクリニックでも二重や眼瞼下垂のオペは2名体制でした

ボトックスやヒアルロン酸の注入などの「プチ整形」と呼ばれる施術も多くの美容外科で取り扱っており、それらの薬剤の準備や介助も看護師の仕事です。

美容皮膚科


美容皮膚科は、主にレーザー機器を使用しシミやしわの改善、ホクロの除去、たるみの予防などを行う領域です。

メスなどは使わず侵襲が少ないため、エステと混同されることもありますが、有資格者でなければ取り扱うことのできない機器を使用し、高出力で施術をするため、火傷や痛みなどのリスクも伴います。


美容皮膚科の看護師は、それらの医療機器を操作し施術をします。

基本的に看護師1名でお客様に対応することが多く、お客様と会話をする場面も多くあるためコミュニケーション能力が求められます。

また、美容外科とは異なり自身が施術を行う側になるため正しいレーザーの取り扱い、正確さ、丁寧さなどが求められます。

「プチ整形」と呼ばれるボトックスやヒアルロン酸などを取り扱う美容皮膚科のクリニックも多く存在し、埋没の手術だけはやっている美容皮膚科クリニックもあります。

医療脱毛専門


こちらは「美容皮膚科」に分別されることもありますが、最近では専門性が高まり脱毛のみを取り扱うクリニックも増えてきました。
医療脱毛のみを取り扱うクリニックで働く美容看護師を脱毛看護師と呼びます。

脱毛看護師は名前の通り、脱毛機器を取り扱い、脱毛の施術を専門的におこないます。
脱毛の施術中はお客様と会話をすることが多いため、皮膚科同様にコミュニケーション能力が求められます。
また、施術中は基本的に身体を動かしっぱなしになるため体力が必要とされます。

今では美容看護師の登竜門的な存在になってますね

脱毛専門のクリニックでも、美容点滴、美容注射などは取り扱っているところもあります。

その他


今までご紹介してきた以外にも、「アートメイク」や「瘦身専門」の美容クリニックなどが存在します。

アートメイク専門クリニックは針とインクを使用し、お客様の眉や唇などを中心にデザインを施していく領域です。

アートメイク看護師はお客様の顔や全体のバランスを見て、美しく見えるようなデザインを描いていかなければいけないため、デザインセンスが問われます。


また、アートメイク看護師は指名制を導入していることが多く、アートメイクが終了するまで継続してお客様と関わっていくため信頼関係の構築やホスピタリティもより求められる存在になります。

 

アートメイクはインクがなかなか消えないので描く際の集中力も大切ですね

痩身専門のクリニックでは主にハイフや注射を利用し、体重の減少、美しいボディラインを目指すことを目的とした領域になります。

施術を行うのは痩身専門看護師の役割ですが、医療的な知識に加え、お客様の栄養バランスや内側のサポートも必要となるため栄養学などの知識が必要となってきます。

 

瘦身専門のクリニックには専属の栄養士さんが所属していたりします

病棟看護師との違い

ここまで美容看護師とは何なのかについてお話しをしてきましたが、仕事の内容、領域としての違い以外に病棟看護師との明確な違いについてお話ししていきたいと思います。

美容看護師はサービス業? 〜安くない料金設定〜


美容クリニックの料金表を見たことはあるでしょうか。
例えば、比較的に安価と言われる大手美容クリニックでも1回の注射が8,000円、1回のシミ取りレーザーが15,000円だったりします。

この料金設定の大きな要因が「自費診療と保険診療の違い」になります。
保険診療では、突然のケガが病気に罹ってしまった場合、加入している公的医療保険により医療費の何割かを負担してくれます。


ですが、美容医療の分野では一部の施術の除き、ほとんどが自費診療のため全額自己負担となります。

また、美容クリニックで設定されている施術の料金は、施術する医師やスタッフの技術力、使用する薬剤、物品によって値段が変動するため、クリニックによって料金設定がバラバラです。

そのため、美容クリニックを利用されるお客様は、
高額な支払い=素晴らしい技術力、治療効果への期待、ホスピタリティーやサービスの質」への想いが高まり、より良いモノを求めらます。

 

高いお金払ってるんだから、良い効果、サービスは期待したくなりますよね

ですので、病棟よりも美容クリニックはサービス業、接客業としての側面が強くなるのが特徴です。

給料 〜ノルマやインセンティブ〜

前項とも内容がややリンクしますが、美容クリニックは自費診療となります。
また、院内では化粧品の販売や美容グッズの販売などもおこなっている所もあります。

加えて、美容クリニックのスタッフには一定の売り上げノルマを課されるところもあり、売上に応じてインセンティブ(報奨金)が支払われるところもあるため、病棟と比較するとお給料が高い傾向にあります。

毎月、ボーナスが出るような感覚なので、モチベーションがあがります。

ですが、売り上げや業務成績によって変動することもあるので注意が必要となります。

勤務時間

病棟での勤務といえば、外せないのが「夜勤」かと思います。
ですが、美容クリニックは基本的に日勤のみの勤務となります。
また、普通の保険診療のクリニックとも異なり、多くの美容クリニックは10:00-19:00や11:00-20:00など始業、終業時刻が遅い傾向にあります。

遅いところだと12:00-21:00なんていうクリニックも存在します。

どうして、このような時間設定になっているのかと言うと、仕事帰りの方や一般の方が利用しやすい時間帯だからです。

病院にくる患者さんと異なり、美容クリニックに来院されるお客様は健康な方です。

わざわざ美容クリニックに通うために仕事をお休みするという事は中々難しいので、その様な人のニーズに応えるためにこの様な時間帯に設定になっています。

病棟や一般のクリニックは18時頃に帰宅できるのに比べ、美容クリニック勤務の看護師は仕事の終わりが遅いので、やや夜型の生活になる傾向があります。

夜は遅いけど、出勤もゆっくりなので、朝に弱い人は向いています。

まとめ

美容看護師は「美容外科」「美容皮膚科」と大別され、さらにそこから専門性の高い「医療脱毛専門」「アートメイク」「痩身専門」などに分化し、「美の追求」をします。

病棟とはことなり

  • 自費診療のため接客業、サービス業の側面が強い
  • 報奨金やインセンティブ制度などがあり、日勤のみでも給料が高い傾向にある
  • 夜勤がなく、規則正しい生活を送ることができるが終業時刻も遅い

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